ムチウチ、一般的には交通事故(追突)がかなりの比率を占めます。当院ではモータースポーツの選手も多く来られますが、ほとんどは交通事故による後遺症に悩む方です。中には一般スポーツ中の事故であったり、日常生活で頭をぶつけた、子供に飛び掛られた、スキー、自転車で転倒した方もおられますね。
交通事故によるムチウチの場合、ほとんどが相手がある為相手の保険を使う事が多いので、まずは整形外科を受診されます。そこで初めにレントゲンを撮り、多数の方が何ともないと診断されます。実際は何らかの異常は必ずあるのですが、見方が違う為、問題部位を発見されません。カイロプラクティックでレントゲン診断を行う場合は(基本的に日本では医師法上、我々は出来ませんが)必ず口を開けた状態で撮影します。こうしないと一番問題が出来やすい頚椎の1番2番は写りません。診れたとしても、椎体の傾き、ねじれは問題と見なさず、椎体本体に骨折、変形等がなければ問題無しと診断されてしまいます。
しかし患者様が体調不良を訴えると、行われる治療は牽引等の理学療法、消炎鎮痛剤、湿布等の処方程度です。中にはムチウチによって自律神経障害、精神不安定を伴う患者様に対して、気のせいと戒め、精神安定剤を処方する事もあります。(これは場合のよっては適切な場合もあるようですが)
それでも医療改革の進んだ近年は、カイロプラクティック治療(現行の法律では治療と言ってはいけないのですが、ここではあえてこう表現させて頂きます)を薦める医師も増え、転院を認めて支払い対象とする保険会社も増えてきましたが、まだまだ全国レベルでは認知されていないのが実情です。
整形外科の問題点にも書きましたが、この牽引というのが問題なのです。急性期のムチウチの場合、必ず熱的な炎症を伴います。簡単に言えば筋肉、靭帯組織が断裂、捻挫状態にある訳です。この状態で牽引を行えば当然、炎症は悪化し、頚椎の変性も筋肉バランスが狂っているところに縦方向の過重が掛けられるので、更に悪化させる事になります。理学療法室において症状が悪化して嘔吐したりというのは何処の整形外科でも必ず経験している事でしょう。本来なら担当医が触診をすれば、炎症というのは必ず判断出きる筈で?牽引など指示するはずもないのですが、残念ながらほとんどの医師が触診さえ行わないのが実情の様です。
手前味噌になりますが、カイロプラクターというのは、触診による皮膚の表面温度の違いを敏感に感じ取れるもので、私でさえも0,5度位の差があれば判断出来ます。特に当院では交通事故による損害保険の対応をしており、ほとんどの保険会社と実績があります。たぶん相模原市内のカイロプラクティック施術院ではかなり上位で取引実績があるのではないかと思っています。
当院では急性期については、必要以上に筋肉に負担をかけずに頚椎1,2番のアジャストをメインにし、慢性期では筋肉的な固着をほぐしながら、バランスを補正してから頚椎のアジャストを行っております。