腰痛について

 

 医学上の分類、カイロプラクティック的な専門解説は諸先輩方のサイトをご覧頂くとして、ここでは当院で患者様にご説明している内容の中での一般的な部分を、なるべく判り易く簡潔にご説明したいと思います。

 まず腰痛ですが、大別して骨格性のものと筋肉性のものがあります。骨格性のものは、字の如く骨格(脊椎、骨盤等)がずれる事による神経障害で起こります。良く言われる椎間板ヘルニア、分離すべり症等はこの分類です。筋肉性のものは、同様に筋肉自身の障害、炎症、断裂、痙攣によるものです。

 急性(俗に言うぎっくり腰、以下略)慢性腰痛共、骨格性、筋肉性両方有り得ます。但し100%どちらかだけ、と言うのはまずありません。筋肉性がメインであっても骨格的な変性、原因はありますし、骨格性がメインであっても同様です。

 急性の場合、当院での臨床上、筋肉性のものが多い様です。この場合、先天性、後天性(運動不足、過労等)による筋肉(体)の硬さ、慢性的な凝りによる痙攣がほとんどです。

 判り易く言うと、プールで準備体操不足で足が攣って溺れそうになる事がありますよね。これは、その時点で持っている筋肉の運動能力、柔軟性を超える動きを要求された時に、筋肉が「それ以上動かされると切れてしまう!」という状態になった時に「それ以上動くな!」と自己防衛反応で痙攣すると言えばお判り頂けるでしょうか。

 プールの場合は一般的には準備体操不足ですが、筋肉性の急性腰痛は前述の要素による筋肉の硬さによるものが多いと言う訳です。

 時間帯では寝起き直後のまだ体が硬い時に重たい物を持ったり、洗顔、歯磨き時やクシャミ、呼ばれて振り返った程度でも起こり得ます。後は夕方、夜の過労で体が疲れて硬くなって来た時、良く運送屋さんが、仕事の最後に気を抜いて空き箱を放り投げる程度でも起こりますね。

 状況では一定姿勢後の初期動作が危ないです。長く座っていて立つ時や、長距離運転後、サービスエリア等で「トイレー!」なんてダッシュしようとして動けなくなり、救急車なんて事もあります。前に当院の患者さんで、飛行機で居眠りをしていてスチュワーデスさんに起こされて飛び起きたら動けなくなって、救急車なんて方もおられました。

 その後札幌の病院から電話があって翌日大事な契約があるが、病院は何もしてくれないので助けてくれ!とお電話を頂いた事がありました。非常にお困りの様だったので、ケアー方法をお話した上で1日様子を見てダメなら翌朝に飛んでいくと言ったのですが、幾らか改善したとお電話を頂けたので、一安心なんてエピソードもあります。 

 当院では急性期については、必要以上に筋肉に負担をかけずに下部腰椎、骨盤のアジャスト、オステオパシーの筋エネルギーテクニック等をメインにし、慢性期では筋肉的な固着をほぐす事をメインにして、バランスを補正してから要所のアジャストを行っております。病院での治療、対応法等を含めた繊細は次項目で!

腰痛の予防法、治療法


すずき施術院