カイロプラクティックは、慢性頭痛の中でも比較的高率に見られる、筋緊張性頭痛に対して効果があります。それではまず、この筋緊張性頭痛についてお話しましょう。
まず、きっかけとして骨格のずれ、歪み、筋肉の緊張(肩こり)等によって、頭部(脳)への血行不良が起こります。すると脳内の酸素不足が起こり、自律神経は、「このままでは脳が機能低下してボケてしまう!」という判断のもとに脳内の血管を拡張させて、脳を正常化させる努力をします。
すると、その副作用として、脳内の血管が拡張する為に、脳圧が上がり、頭痛が起きます。
私は患者さんに説明する時に例えとして、「水道の蛇口と元栓」というお話をいたします。脳内には一定量の酸素、血流が必要なのは先にも触れましたが、骨格のずれ、歪み、筋肉の緊張(肩こり)等によって、元栓が絞られた状態になると、蛇口からの吐出量が減るので自律神経は残念ながら元栓のコントロールまでは出来ず、蛇口を開けて(血管を拡張させ)吐出量を回復しようとするのです。
しかし、元栓が絞られているため規定量まで回復する事が出来ず、最後には蛇口の限界を超えて開けようとする為、血管が拡張して脳圧が上がり過ぎ、頭痛が起きます。
カイロプラクティックでは根本療法として、この元栓を本来の開度に戻す事を行います。その結果、血流が回復し、自律神経が過剰な蛇口の開放をやめ、必然的に頭痛が治まるのです。
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ここで大事なのは、最後は自分自身の体が自分で治してくれるという事です。あくまでカイロプラクティックは自己の自然治癒力の回復、活性化にあるという事を覚えておいて下さい。治療家、医師はあくまできっかけ、お手伝いをするだけで、最後は自分の体は自分で治すという事が、医学の基本理念であると考えております。
ここで頭痛に対する西洋医学の治療を考えてみましょう。当然、手技療法ではないので、投薬によって治療が行われます。 この投薬についてですが医師の資格を持たない私が講釈をたれると、医師法に触れますのであくまで一般論としてご理解ください。(頭痛に対しても同様でしょうが)
本来は医師が時間をかけて問診等でこのような説明をしてくれず、投薬ばかりに走ってしまう事が間違いだと思っています。(そんな事をしていたら、利益にならず、病院経営を圧迫するような現在の医療システムが問題なのです)
その中においても利益をかえりみず、その様な説明を怠らない医師もおられますが (そう思いたい!) 是非、頭の硬い厚生省のお役人にもご覧頂きたいものです。
さて本題に戻りますが、一般的に頭痛に処方される消炎鎮痛剤の類いは、血管を萎縮させるものが多いようです。これは基本的には頭痛薬に限らず、生理痛、怪我の痛み止めも同様の理論です。
すると拡張した血管が元に戻り、脳圧が下がるので頭痛が治まります。 しかし肝心な「脳がボケてしまう!」という部分はなんら解決されておらず、投薬の効果が切れれば、また体は血管を拡張させるという悪循環を繰り返します。
欧米諸国では当たり前に口外されている事ですが、体が広げた血管を萎縮させる事を繰り返していくと、血管が硬直してもろくなってきます。すると当然、血管が破裂しやすくなり、重大な脳障害へと発展する危険性が生じます。
頭痛持ちで頭痛薬常用者が高血圧の既往症があると、くも膜下出血等の脳障害へ移行しやすいという事が欧米諸国では当たり前に言われているようです。また別の考え方では、頭痛薬というのは、酸素不足を助長する為、ある部分で脳のボケ進行剤という部分がある事を付け加えておきましょう。
ただし頭痛薬を全て否定するわけではありませんので、あしからず。あくまで素人判断はせず、専門医の判断を仰ぐことを基本にしてください。 私自身、消炎鎮痛剤を服薬する事もあります。ただ、投薬による利益向上のみしか考えていない少数の?非常識な医師にかかり、慢性頭痛を投薬のみで対応し、常用しすぎると危険を伴うこともある、と言う事だけは、覚えておいて下さい。