医療費が何かと取りたざされています。初診料、再診料、検査料、指導管理料などな どいろいろ複雑で、経営者である私でさえ、事務におんぶに抱っこの状態です。レセ プトの開示をもとめる声が大きいのですが、みなさん見てわかりますか?はっきりいっ て難しいし、医者がこういったああいったということに対してかかる指導管理料なん て、みなさんとられてないと思うでしょう?反面、患者さんは、「今日は話だけだか らお金はいらないだろ!」なんて怒る人もいます。「薬が出なければお金はいらない 。」こう思われているほど患者さんに対しての医療システムの周知はなされていない のです。
また、医者の格も下がっています。弁護士さんは何分何円ともらって、命に 関わる我々医師の診察やお話はなんでただなんでしょうか?
また、今度の医療費の改正では、この病気はいくらまで、あの病気はいくらまでと 診療報酬の上限を決めるもののようです。高まる一方の高齢者医療費の抑制が目的の ようですが、高齢者が増えれば、病人も増えるし、抑制ではなく予算の増額をすべき ではないでしょうか?仕事が増えて報酬が減って、いい医療なんてできっこないでしょ う!まして上限が決まっていては、同じ病名でも人によって病状は違うし、それにか かる治療費だって全然変わってきます。御家族に、「これ以上はお金が出ませんので ごめんなさい。」なんて言えません!
現行のお年寄りの包括医療費だっておかしいです。老人の慢性疾患の診療費は、一 律いくらときまっていて、お年寄りは一律に800円だけ払えばいいというシステム です。検査をしたとき以外は、診療費も安く、窓口負担が軽いので、はじめはうちは 包括診療を選択せずに、一割負担を選んでいました。
ところが、こうすると薬局でも 一割負担が生じ、近隣の先生がみな、包括医療費を選択していたため、患者さんにあ そこは儲け主義だと陰で言われ、しぶしぶ包括を選択し直しました。包括にすると検 査など何もしなくても、一定額がもらえるので、検査をするのを控えたくなる自分と 戦う自分がばからしくなり、腹立たしくなりました。(結局、マイナスになる日があっ ても、自分の信用の方が大事なので必要な検査はしています。)
それでも包括にした 方がぐーんと収入が増えました。ということは、政府の策は医療費の負担増となり、 失策といえるとおもいます。 その失策失政論者たちが、医療費をああだこうだ言っても果たして本当にいい結果 が出せるのでしょうか?ここは思い切って、もとに戻して、完全歩合制にするべきで しょう!低所得者に関しての援助の徹底をし、してない医療費は払わない、レセプト の仕組みを分かり易く国民に配布し、周知に徹する。「先生、今日はこことここがか かるんでしょう。」「へいまいど!」くらい分かり易い窓口の支払いにしてちょうだ い!僕はいらぬ金はいらない、患者さんの健康と笑顔が欲しいだけだ!
医者もちまちま稼いでないで、ちゃんとした請求をしてください。ひとにぎりの悪 徳医師のせいで205円ルールだとかすぐマスコミにあげあしとられるんだから!
医者も患者も厚生省の役人も政治家もみんなちゃんと生きよう!