2001、2/8執筆
またまたコラムです。「花粉症について」書いてみました。
いよいよ花粉症のシーズンですね。今年は花粉が多くて、期間が長いようなこともい われています。かく言う私も花粉症には悩まされており、患者さんにおだいじにと言 われてしまう始末です。
治療と予防は基本的には、抗原回避、薬物療法、免疫療法です。
抗原回避;一般に晴天で気温の高い日、風邪の強い日、雨の次の日に花粉は多いと言 われています。外出しないで済めばいいんですが、そうはいかないという人は、マス ク、眼鏡、帽子を着用して帰ってきたら、洗顔、うがい、鼻をよくかむことを心がけ てください。室外に洗濯物をなるべく干さないことも有効です。
薬物療法;できればシーズン前1から2週間前に、抗アレルギー薬の予防的内服をし てください。シーズンに突入したら、抗アレルギー薬に併用して点眼薬、点鼻薬を併 用してください。基本的には耳鼻科にかかってください。もちろん内科でも結構です。 注射で一発ワンシーズン大丈夫なんてことをよく耳にします。ステロイドの注射、ま たはヒスタグロビンという血液製剤を用いているのでしょう。
前者は感染に弱くなっ たり、骨が弱くなったり、胃潰瘍ができやすかったり、注射部位の炎症がおきたり、 結構致命的な副作用が現れます。
後者は血液製剤ですので、エイズ、肝炎ウイルスな どもちろんテストは通過していますが、100%安全ではないと説明書にも書いてあ ります。どちらも効果はてきめんですが、あまり冒険すべきではないと思います。
免疫療法;アレルギーの原因を直接注射する治療ですから、アレルギーショックを起 こす危険があり、必ず設備の整ったところでやるようにしましょう。花粉症のシーズ ンから3ヶ月くらいおいて、アレルギー専門の施設(やはり大学病院あたりが無難で しょう。)でアレルギーの原因となる花粉のエキスを週に一、二回皮下に注射してア レルギー反応を抑制しようとするものです。4〜5年は続けた方が良いとされていま すので、根気のある人でないと難しいかもしれません。
これからとってもタイムリーな”花粉症”のことについて一般的ではありますがコラ ムにしてみました。何とかがんばって乗り切りましょう!