始まりました、第一次医療改悪!
はじめは、薬の無制限投与です。さっそく患者さんに「法律の改正で、睡眠薬、抗精神薬をのぞいて、今月から薬は長期に出せるようになりましたよ。」といちいち聞くようにしてみました。お年寄りの患者さんに、今までも出せる人には30日投与の話をしてみたことはあるのですが、たいがい「月に二回くらいは血圧を診てもらわないと不安だから、、、。」ということで今までは二週間投与を希望していました。
今回、はっきり言って私は二週間を希望される方が多いと踏んでいたのですが、八割方30日を選ぶのでびっくりしました。今までとの違いは何なのでしょうか?一つは一律500円だったお年寄りの窓口負担金が徐々に徐々に今回の850円まで上がったこと、来年4月から定率負担になりそうなことが挙げられます。
不景気の波は、いままであまり当院のお年寄りの中には及んでいなかったように感じていましたが、だんだんと財布のひもがしまってきているのが(何となくですが)感じられてきました。来年からの定率負担、サラリーマンの3割負担でよりいっそうひもは固くなるのでしょう。
今回の改正で、厚生省は医療機関にせめてもの救いとして、月に一回、糖尿病・高血圧・高脂血症の患者さんに対して、生活習慣病指導管理料として1200点程度(一点10円)とれるような制度をつくりました。患者さん負担にして二割で2400円、三割で3600円の負担増が月に一回可能です。
たとえば月に二回同じ診療をしても一回はど〜んと負担があがります。月一回の人でも負担増を実感するでしょう。ひどい場合、薬だけ取りに来たのに算定されます。当院でも薬だけ取りにくる方も多いので、思い切って算定しないことに決めました。
いつもと診療が変わってないのに負担金が上がるなんて、私が患者でも納得できません、しかも来年から3割負担になるのに!これ以上レセプトを複雑にされても、患者さんが納得のいく窓口請求ができません!厚生省もいい加減にしてほしいものです。生活習慣病指導管理料のこと、マスコミでちっともやってませんよね!
、、、と、いうわけで当院の収入は、患者さんの窓口の回数減と生活習慣病指導管理料の放棄とあわせて、前回のコラムから修正して下手すると3〜4割減となります。
親切丁寧、常に患者さんの立場の大塚内科医院!これからもよろしく!(;_;
患者さんの数が増えればその分埋め合わせできますので、、、。